今回は、36歳で一度退職し、無職期間中に堺市のワクチン接種会場で時給3,500円の“ワクチン充填バイト”をしていた薬剤師の方に、当時の働き方と心境を伺いました。
病院勤務での混注経験があったため業務にはすぐ適応でき、医師・看護師・薬剤師と協働しながら、短時間で効率よく収入を得られる日々だったとのこと。
特に、地元の医療従事者や同じく独立志向の薬剤師との新しいつながりは、その後のキャリアに大きな影響を与えたといいます。
一方で、正社員を辞めて無職期間をつくることに不安はなかったかという問いに対しては、「だからこそ人生について冷静に考える時間が取れた」と語られました。失業保険の給付手続きも活用しつつ、身の丈に合った働き方で生活をつなぎながら、独立や開業について調べ、人脈を広げ、次のキャリアを描く“準備期間”として有意義に過ごしたとのこと。
ワクチンバイトという特殊な環境で得られた経験と、無職期間で生まれた余白の時間は、結果的に独立への決意を固める重要なきっかけに。キャリアに迷う薬剤師にとって参考になるエピソードです。
給料明細公開↓

1.次の職を見つける前に退職してしまったことにぶっちゃけ不安はなかった?正社員を辞めて無職期間を作ってしまうことに対して、家族や親といった周囲からの反対はなかった?
2.働いていると人生についてゆっくり考える時間って一生懸命働いている人ほどないと思う。無職時代3カ月はその後の人生において有意義な時間だった?人生やキャリアについて考えたことややって良かった事や経験があれば教えて。
3.失業保険の給付、手続きは難しい??給付にあたって注意したこと、スムーズに手続きが行えるように意識したことがあれば、読者のためにも共有して。
4.独立することを意識した時点で、具体的な独立案件や買取りできそうな薬局の目星はありったの?また薬局をゼロから新規開業という選択はあった?
5.繋がりを作ることの重要性はとても共感。会社の飲み会を断ったり、リモートワークが好まれたりと人とのコミュニケーションを避ける動きが若者中心に広がっている風に感じるw
回答者さんがこれから起業したり独立したい薬剤師にアドバイスするとしたら、どんな人に会ったり、どんなコミュニティーに参加すると成功確率が高まると思う?自身の経験なども交えて教えて!






















【基本情報】
1.年齢・性別
>36歳・男性
2.会社情報・勤務先の種類(会社名はボカしてもボカさなくても)
>堺市のワクチン接種会場
3.勤務地(都道府県)
>大阪府堺市
4.勤続年数・職種(例:病院薬剤師 5年目)
>数か月
5.年収(その給与明細を受け取った年の年収を税込みボーナス込みで大体で)
>時給3,500円。無職時代3カ月程度過ごすには十分のお給料ももらえ、時間内であったため失業保険の給付ものちに受けられた。
6.労働時間と残業時間(月平均を大体で)
>4or7時間/日。残業なし。
7.仕事の満足度(やりがい・人間関係・待遇など総合的に)
>当時コロナワクチン最盛期で、堺市では薬剤師会を通じてワクチンを薬剤師が充填するバイトが存在した。前職中から休みの日にバイトしていた。病院時代に抹消点滴の混注までしていたので針やシリンジの扱いには慣れていたので全く問題なく作業できた。
医師・看護師・時には薬剤師同士で仕事をすることもあり、地元の看護師さんと仲良くなったり、薬剤師でも連絡先を交換した。やりがいというよりは繋がりができたことはとても意味のあることだった。無職時代3カ月程度過ごすには十分のお給料ももらえ、時間内であったため失業保険の給付ものちに受けられた。
8.今だから言えるぶっちゃけ話やみんなに言いたいことがあれば教えて
>独立することをこの時点で考えていたため、同じような思考の薬剤師と出会った。今でもデッドストックの受け渡ししたり、良好な関係を保っている。
さぼったりできるだけ仕事したくない看護師が多く、薬剤師も看護師も一緒だなと感じた。失業保険の待機期間は20時間/週までなら働いていいため、これで食いつないでいた。笑