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前編では、大手チェーン薬局「アイン薬局」での経験と、安定の裏にある葛藤をお伝えしました。
後編となる今回は、同じ薬剤師がその後どのようにして中小薬局への転職を決断し、年収を450万円から600万円へアップさせたのかを詳しく紹介します。
転職後は、処方医との距離も近くなり、患者の顔が見える“地域密着の医療”へ。
「残業が減り、自分の意見が通りやすくなった」と語る一方で、中小ならではの課題も赤裸々に語ってくれました。
大手を飛び出したからこそ見えた、新しいキャリアの選択肢。
年収だけでなく“働く満足度”を上げるためのヒントを、後編としてお届けします。
▶前編をまだ読んでいない方はこちら：「大手チェーン薬局で見えた“安定”の裏側」
給料明細公開↓
6.実際に転職してみて、収入面ではどんな変化がありましたか？また手取りが増えたことに対する変化もあれば教えてください！
※（例：月収〇万円→〇万円、年収〇万円アップなど）
7.年収アップ以外で感じた「働きやすさ」「裁量」「やりがい」の変化はありますか？
8.中小薬局ならではの良さ・課題があれば率直に教えてください。
（オーナーとの距離感、意思決定の速さ、システム面など）
9.大手に残るか、中小に移るかで迷っている薬剤師に伝えたいことはありますか？
10.最後に、今後どんなキャリアを描いていますか？
（マネジメント・独立・在宅強化・地域密着など）
結論
大手を離れ、中小薬局へ転職したこの薬剤師の方が語ってくれたのは、
「自分の裁量で動ける」「患者さんと深く関われる」──そんな、“働く意味”を取り戻した実感でした。
年収が上がったのは結果にすぎません。
彼が本当に手に入れたのは、「自分の力が直接評価される環境」と「やりがいのある日々」。
大手での経験が無駄になったわけではなく、むしろ基礎力と信頼を支える土台となりました。
“安定から挑戦へ”。それは、キャリアを失う選択ではなく、可能性を取り戻す選択。
あなたも今の職場で限界を感じているなら、一度立ち止まって自分の価値を見つめ直してみてください。
その一歩が、あなたの「働きがい」と「収入」を同時に変えるきっかけになるかもしれません。
【プロフィール】
1.年齢・性別
>20代前半・男性
2.会社情報・勤務先の種類（会社名はボカしてもボカさなくても）
>関東中心に１０店舗弱展開している中小
3.勤務地（都道府県）
>都内勤務
4.勤続年数・職種（例：病院薬剤師 5年目）
>薬局薬剤師5年目
5.年収（その給与明細を受け取った年の年収を税込みボーナス込みで大体で）
>600万円
6.労働時間と残業時間（月平均を大体で）
>160~168時間 残業1時間未満
7.仕事の満足度（やりがい・人間関係・待遇など総合的に）
>転職後は外来はほぼしていない。在宅医療だが、輸液混合やCADD等普段触れない処方に触れることができる。
人間関係良好。
自分のタスクは自己管理の為、楽(管理薬剤師に干渉されない)。
給料も良い。
転職後1年経つが、今のところ辞める要素が無い。
8.今だから言えるぶっちゃけ話やみんなに言いたいことがあれば教えて
＞社長と取締役員の疎通があまり取れていない。
→社長が一般社員と決めた内容などが取締役員に共有できていない事がある。