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新卒で大手DgSに入社し6年目に零売薬局へ転職した薬剤師(新卒・住宅手当込みで年収500万)


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今回は新卒から6年間、大手DgSで勤務した薬剤師さんから給料明細を買い取らせていただきました。年収500万、住宅手当で好きな街に住める制度は魅力的な一方、店舗配属や異動にガチャ要素が強く、長く続けるには不安定さを感じていたとのこと。制度が変わる中で「このままでいいのか」と悩み、零売薬局への転職を決意。待遇も働き方も、自分にフィットする選択ができたと語ります。2年目、6年目時と転職先の零売薬局の給料明細を2本立てでお届けします。

【基本情報】

1.年齢・性別

>20代前半・男性

2.会社情報・勤務先の種類(会社名はボカしてもボカさなくても)

>大手ドラッグストアに勤務していました。勤続年数は6年間です。新卒入社以来、ずっと勤務しておりました。

最初の4年間は勤務薬剤師として業務に従事し、その後、管理薬剤師として異動し、2年間管理薬剤師を務めました。

その後、零売薬局を運営している方とご縁があり、転職する機会を得て現在に至ります。転職のタイミングは、福利厚生などの面からも非常に良い機会だったと感じています。

3.勤務地(都道府県

>埼玉県・東京都

4.勤続年数・職種(例:病院薬剤師 5年目)

>勤続年数6年 ドラッグストア兼調剤薬局

5.年収(その給与明細を受け取った年の年収を税込みボーナス込みで大体で)

>月収は、薬剤師手当込みで30万円くらいからでした。それに加えて、私のように住宅手当が出る場合は、プラスで5万円くらいという感じでした。なので、年収はだいたい500万円くらいだったと思います。

ただ、色々と制度が変わってきていて、社内試験に合格しないと薬剤師手当が減額されて、年収が少し下がってしまうとか、昇給が遅れるといったケースもありました。社内試験に合格して500万円になる、ということもありましたね。

ボーナスは年に2回で、だいたい1回あたり30万円くらいだったと思います。社内の査定によって多少差はありましたが、ほとんどの人がそのくらいの金額でした。社内の査定は、社内テストの結果も影響しますが、薬局の売上、いわゆる店舗の立地条件などに左右される部分も大きかったので、上昇志向の強い人には少し不向きだったかもしれません。基本的に、どの社員も給与はあまり変わらず、エリアマネージャーなどの役職になると、少し上がるという感じでした

6.労働時間と残業時間(月平均を大体で)

>「勤務はシフト制で、月21~23日くらいでした。年間休日と出勤日数が決まっていて、ドラッグストアの営業日に合わせる形です。土日休みの店舗だと出勤日数が足りなくなるので、他の店舗にヘルプに行くこともありました。」

「残業代は1分単位で支給されて、繁忙期以外は月10時間以内におさまっていたと思います。ただ、結構疲労感はありました。新卒の時は残業がほとんどなかったんですけどね。」

7.仕事の満足度(やりがい・人間関係・待遇など総合的に)

>待遇面では、実家が遠方にある者に対して住宅手当が支給される制度があり、その点では他の社員よりも優遇されていたと感じています。自分で住みたい家を選び、そこから通勤時間1時間から90分以内の店舗に配属されるという制度でしたので、自分の好きな街に住むことができたのは良かった点です。ただ、住宅手当が徐々に減額され、5年から10年程度で支給が終了してしまうため、そのタイミングで退職する方も少なくありませんでした。私も、退職を検討する理由の一つとして、住宅手当の減額がありました。住みたいエリアを自分で選べるという点は非常に魅力的でしたが、長期的な視点で見ると、住宅手当の制度には課題もあったと感じています。

人間関係については、配属される店舗によってかなり差があったように思います。最初に配属された店舗は、年齢層もバラバラで、とても仲が良かったんです。お互いにレベルの差で差別したりすることもなくて、非常に働きやすい環境でした。でも、他の店舗ではそうとは限らないこともありましたね

8.今だから言えるぶっちゃけ話やみんなに言いたいことがあれば教えて

>入社当初は基本的に関東勤務のみだったんですが、会社の規模が大きくなるにつれて、グループ会社が増えたり、勤務エリアが広がったりした関係で、色々なグループ会社への出向や、関東以外の薬局への異動などが多くなっていきました。

その影響で、引っ越しを伴うような異動や出向が頻繁にあり、出向しないとキャリアアップにつながらない、という状況も出てきました。なので、正直なところ、出向したくないとか、東京を離れたくないという人には、あまり向かない会社かなという印象です。

【買い取らせていただいた給料明細を公開 1/2】

【買い取らせていただいた給料明細を公開 2/2】

ここから質問↓

Q

1.DgS時代、平の薬剤師から管理薬剤師になった時はどれくらい手取りが増えた?残業と負担の増え方はどう変わった?

2.社内試験について。出題範囲はどんな感じ?休日も勉強しないと合格できないレベル?頻度はどれくらい実施される?覚えてる範囲で教えて

3.残業について。繁忙期以外は10時間以内の残業とあるが、繁忙期での残業はマックスどれくらいあった?平と管理でそれぞれ教えて

4.零売(れいばい)って知らない人のために簡単に説明して。売上が薬剤師の力量で差が出そうだけど、インセンティブ制度とか導入されていた?

5.どんな繋がりで零売薬局の方と知り合ったの?非常に現職中、非常に働きやすかったとあるが、転職に抵抗はなかった?

1.DgS時代、平の薬剤師から管理薬剤師になった時はどれくらい手取りが増えた?残業と負担の増え方はどう変わった?

「管理薬剤師手当は、確か1万円から2万円程度だったと思います。ただ、1年ごとの昇給の際に上がり幅が少し大きくなった記憶があります。また、ボーナスの査定のベースも少し上がるので、結果的に手取りとしては、月に2万円から3万円ほど増えていたと思います。

残業に関しては、月に残業できる時間が決められていたり、店舗で人件費などがコントロールされていた関係で、基本的にはあまり変わりませんでした。えっと、ただ、効率よく動かないと人件費がかさんでしまうので、プレッシャーというか、精神的な負担は少し大きくなったように感じます。

2.社内試験について。出題範囲はどんな感じ?休日も勉強しないと合格できないレベル?頻度はどれくらい実施される?覚えてる範囲で教えて

社内試験に関しては、よく使われるような一般的な医薬品の基礎知識が中心でした。あとは、富士薬品で販売しているPB商品、つまり主要なプライベートブランド商品の使い方や、特徴的な成分、その成分がどんな人におすすめか、といった点を覚える必要がありましたね。それと、その時々の調剤報酬の主要なポイントをしっかり理解しているかも問われました。
1、2年目の時は、比較的処方箋の種類が多い大きめの薬局で研修を受けたり、配属になったりするので、一般的な医薬品の知識は日々の業務を通して少しずつ身についていきます。ですから、そういった基本的なところに関しては、特に休日などに時間を割いて勉強しなくても、実務経験の中で自然と網羅できると思います。ただ、普段あまり目にしないような診療科の薬については、自分で勉強する必要があるかもしれません。
OTCの知識やプライベート商品に関しては、調剤薬局単独の店舗だと触れる機会が少ないので、年に数回行われる研修でもらう資料を見て勉強する必要があるかもしれません。調剤報酬は、どこの薬局でも必須の知識なので、自分でしっかり学ぶ必要があります。

とはいえ、昔に比べると今はもう少し難しくなっている可能性もあるようですが、ずっと勉強漬けでなければ受からないというほどではありませんでした。

3.残業について。繁忙期以外は10時間以内の残業とあるが、繁忙期での残業はマックスどれくらいあった?平と管理でそれぞれ教えて

残業に関しましては、耳鼻科があったり、繁忙期で患者さんが増大してしまうような店舗だと、クリニックが営業時間や閉店時間を過ぎても営業しているのに合わせて、薬局も開けていなければならないので、終わる時間が読めず残業になってしまうことがありました。それによって、繁忙期は20時間から30時間になることもありましたね。とはいえ、暇な曜日や時間もあったので、超過してしまっている勤務時間を調整するために、早上がりや遅く出勤したりなどで、できるだけ調整はしていました。ただ、月ごとの締めになるので、月内でなかなか調整しきれない場合は残業として計上され、それが20時間とか30時間になってしまうこともありました。まあ、残業代はきちんと出ていたので、そこに関してはそこまで不満はありませんでした。ただ、この辺の事情は、どこの薬局、どの会社でも同じようなものだと思うので、配属された店舗によると考えてもらって良いと思います。
管理薬剤師になったことで、他のスタッフよりも責任が求められることが多くなったり、研修や会議が非常に多くなってしまいました。それも勤務時間として当てられる分、店舗の通常の業務をこなす時間が、平の社員よりも少なくなってしまうので、なかなか業務が終わりきらずに残業になるということがありました。残業時間も抑制するようにと言われているので、効率的に業務をしなければいけないというプレッシャーもあり、それがミスにつながってしまうこともあり、少し大変でした。また、研修や会議の事前準備なども必要になってしまうので、通常の勤務時間とは別に勉強したり、準備をしなければいけない時間が増え、平の時よりも、月に10時間から20時間ほど、業務時間外での作業が増えたように感じています。

4.零売(れいばい)って知らない人のために簡単に説明して。売上が薬剤師の力量で差が出そうだけど、インセンティブ制度とか導入されていた?

「処方箋がなくても病院の薬が買える」という言い文句でもありますが、
市販の医薬品ではなく、基本的には処方箋を介して交付される医療用医薬品を薬剤師とカウンセリングをして問題がなければ最低限の量に限り保険を使わず自費で購入することができる制度です。

売上や客数は薬剤師個人のカウンセリング力に大きく影響しました。所属しているスタッフによってだいぶ差があります。
口コミの数もそれに比例するのでかなり売り上げとともに店舗の知名度にも大きく影響しました。
店舗を盛り上げた、口コミをたくさんもらった人などは年末などで賞を頂いてることもありました。

5.どんな繋がりで零売薬局の方と知り合ったの?非常に現職中、非常に働きやすかったとあるが、転職に抵抗はなかった?

そもそもは、大学時代に知り合った知り合いが複数人零売薬局で働いているということを知り、零売に興味を持ちました。あるサイトで零売について知り、零売を専門とする会社を見つけ、そこの役員の方が開催していた零売についてのセミナーに参加したところ、さらに興味を持つようになりました。その後、お話しする機会があり、是非働いてみないかというお話をいただき、縁ができました。

働きやすかったのは確かですが、処方箋調剤のルーティン化した業務に慣れてしまい、面白さを感じなくなっていたこともあり、良い歳になったことで自分のキャリアやプランを見つめ直したいと思うようになっていました。そのため、零売への興味と関心に乗ってみたいという気持ちが強かったです。

最初は、零売というものをそもそも知らなかったので、販売の仕方もわからないし、制度としてあまり確立されていないものという認識もあり、これから作っていくということにプレッシャーを感じ、正直、自分にできるのかという不安もありました。ただ、知り合いがいて、知っている人がやっているということが少し安心できる材料になったので、あまり抵抗を感じずに転職することができました。

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