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【実体験レビュー】GooCo DXの「AI薬歴」は本当に使える?薬剤師がリアルに感じた効果と注意点

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近年、薬局DX、AI薬歴という言葉を耳にする機会が増えました。

とはいえ、「本当に使えるの?」「高いだけでは?」と疑問を持つ薬局も多いはず。

今回は、弊社のとある薬局でGooCo DXのAI薬歴を数ヶ月使ってみたリアルなレビューをお届けします!

実際の使用感や導入の効果、注意すべきポイントを、現場の薬剤師目線で解説します。

GooCo DX「AI薬歴」を導入した理由

正直に言うと、最初から「AI薬歴を導入したい」と思っていたわけではありませんでした。

長年使っていたレセコンと薬歴システムのリプレイスがきっかけです。

いくつかの薬歴メーカーを比較した結果、薬局の規模感とコストバランスから「EMシステムズのスマート薬歴 GooCo DX」が最適だと判断しました。

タブレットで薬歴が書ける利便性にも惹かれました。

そして導入から数ヶ月後の2025年2月、「AI薬歴 指導文自動生成機能」が標準搭載・無料でリリース。

「AI?難しそう…」と思いつつも、「無料なら使ってみなきゃ損だ」と思い、試してみたのが導入の背景です。

導入前に期待していたこと

薬局の基本情報
  • エリア: 東京23区内
  • 人員体制: 薬剤師1人 / 事務(パートさん)0人
  • 経営形態: 1店舗経営(いわゆる個人薬局です)
  • 特徴:処方単価は1万円ほど。患者さんと1対1で話せる時間あり。

今回AI薬歴を導入した薬局は、薬剤師1名・事務ゼロの体制

内科門前で処方内容は比較的重く、(処方単価10,000円くらい)糖尿病などのハイリスク薬を多く扱う環境です。

1対1で時間をかけて服薬指導できる反面、「話が長くなる」「薬歴が溜まる」という課題を抱えていました。

導入前に期待していたのは、次の4点です。

  • 投薬内容を思い出す手間を減らしたい
  • 投薬中のメモ作業を減らして、患者との対話に集中したい
  • 入力中の無言時間を減らしたい
  • 「薬歴が溜まる」ストレスから解放されたい

正直、「無料機能だし、大したことはないだろう」と思っていたのですが、いい意味で裏切られました。

実際に使って感じた3つの効果

忘れても大丈夫。「録音機能」で内容の振り返りが可能に

一番のメリットは、投薬内容を覚えていなくても後から確認できることです!

録音機能のおかげで、投薬中は患者さんの話に集中できるようになりました。

「血糖値の話、なんて言ってたかな?」と思ったときにすぐ聞き返せる安心感は想像以上。

結果的に、患者満足度も上がったと感じています。

薬剤師本来の“対人業務”により深く集中できるようになりました。

「薬歴が溜まる」ストレスが激減

AI薬歴を導入して最も実感したのは、心理的な負担の軽減です。

「とりあえず録音しておけばOK」

という安心感が大きく、混雑時の焦りがなくなりました。

後で時間ができたときに、AIが自動生成した薬歴の下書きを編集すればOK。

「忘れないうちに書かなきゃ」というプレッシャーがなくなり、心理的負荷の軽減につながりました。

薬歴作成の時短に確実につながった

結論から言うと、薬歴作成のスピードは確実に上がりました。

GooCo DXのAI薬歴は、処方データや過去の記録と自動的に紐づき(ここがスゴくいい)

「(前回)〜だったが、(今回)〜と発言。薬剤師は〜を提案。」といった自然な流れを自動生成してくれます。

あとは不要な部分を削って整えるだけ。

ゼロから書くより圧倒的に早く、薬歴1枚あたりの入力時間は3〜5分ほど短縮されました。

導入前の懸念点と実際の精度

AIの精度は?

補助としては優秀だが、監査は必須。

AIが作る文章はあくまで「下書き」です。

ときどき誤った内容や余計な文が混ざることもあり、薬剤師による確認・修正は不可欠です。

ただし、“素の下書きとしては非常に優秀”というのが率直な印象です。

録音環境(ノイズ)の問題

静かな環境が理想。

当薬局は1対1の対話環境で、周囲の雑音が少ないため、AIも正確に認識します。

一方、複数の投薬台が隣接しているような環境では、会話が混ざって誤認識が起こる可能性があります。

店舗の構造によっては、専用マイクの導入も検討すべきかなと思いました。

タブレットの使い勝手

AI薬歴との相性は非常に良い。

当初はPC入力に慣れていたため不安がありましたが、すぐに慣れました。

持ち運びがしやすく、在宅訪問や患者のそばで記録する際にも便利です。

個人的にはタブレットとAI薬歴の組み合わせは、今後主流になると感じてます。

コスト面の比較

GooCo DXは“無料”が大きな強み。

当薬局のGooCo DXは標準搭載・無料という非常に恵まれた条件でした。

一方、他社AI薬歴は月額1万円前後が主流で、処方枚数ごとの従量課金型もあります。

薬歴ソフトと連携していないタイプも多いため、導入時は費用対効果と運用の手間をしっかり比較すべきです

AI薬歴を活かすためのコツ

1対1で話せる環境を整える

→ 録音精度に直結。

マイクの位置を工夫する

→ 特定の声だけ拾えるようにする。

AIを“下書き生成ツール”と割り切る

→ 最終的な責任は薬剤師。補助ツールとして活用する。

テンプレ編集の型を作る

→ 修正の効率化につながる。

結論、GooCo DXのAI薬歴は静かな環境の薬局で力を発揮する

GooCo DXのAI薬歴は、「患者との対話に集中したい薬剤師」に最適なツールです。

特に、1対1の服薬指導が中心で静かな環境の薬局では、AI薬歴の真価を発揮します

AIの精度に頼りすぎることは禁物ですが、下書き作成を自動化できるだけでも、薬歴業務は格段に楽になります。

無料で標準搭載されている点を踏まえると、導入を検討する価値は十分あるといえます!

まとめ

GooCo DXのAI薬歴を使って感じたのは、薬剤師が“患者対応に集中できる”という本来の業務に立ち返れたことです。

AIが自動生成する薬歴は完璧ではありませんが、下書きの質は高く、編集時間を大幅に短縮できます。

静かな環境であれば認識精度も高く、「録音しておけば安心」という心理的な余裕も生まれました。

一方で、誤認識やノイズ対策は課題として残ります。

AIを過信せず、業務効率化のための“補助ツール”と割り切る姿勢が大切です。

「AIを使う薬剤師」ではなく、「AIを使いこなす薬剤師」へ。

GooCo DXのAI薬歴は、その第一歩を後押ししてくれる存在だと感じました。

【お問い合わせ】

「ウチもGooCo DXが気になる」

「AI薬歴を導入したいけど、どれを選べばいいか分からない」

そんな薬局さんは、ぜひお気軽にご相談ください。

複数のAI薬歴サービスを比較検討した経験をもとに、薬局の規模や環境に合った導入アドバイスも可能です。




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